NSX

当時F−1で常勝ホンダのシンボルになるNSXのプロトタイプは
1989年2月シカゴ・オートショーでセンセーショナルなデビューを飾った。
F−16戦闘機をイメージとしたデザインはキャノピー部分のイメージや
フェラーリのコピーになりがちなスポーツカーのデザインを伸びやかなラインで
90年代の新しいスポーツカーを作り上げた。

オールアルミ合金のモノコックシャーシ、
サスペンション、さらにエンジンを含めた、
徹底した軽量化でライバルに対して200Kgもの
ウエイト減を実現し走る・曲がる・止まるという
クルマのの基本性能を極限まで追求した
ミッドシップカーに仕上がった。
6年間の開発期間にはシティやアルミ構造の
CR−Xをベースとしたミッドシップ試作車が作られ
ホンダとしては初めてのミッドシップレイアウトの
研究が行われた。
鈴鹿サーキットではアイルトン・セナのドライビングでの
評価に加えニュルブルクリンク・サーキットで熟成され
1990年8月アメリカでアキュラNSXが発売。
日本では9月に発売された。
日本ではMTが800.3万円、ATが860.3万円で
発売された。
工場を出荷されたNSXは、ガラス張りの
専用トランスポーターで販売店に運ばれ
移動中のデモンストレーション効果も素晴らしかった。
ちなにみこの状態のNSXを見つけたyacchiは
もちろん追いかけました(ぷ)